キャンディパワーでサラの城へ。 サクラとアズールは小さな町に住む親友でした。サクラはパステルカラーの髪を持つ夢見る少女で、アズールは綿菓子のような髪の創造的な少年でした。二人は一緒に過ごす時間が大好きで、いつも新しい冒険を考えていました。 ある日サクラがサラを見上げると、雲の中に美しいお城が浮かんでいるのを見つけました。でも、どうしても飛ぶことができません。何か足りないんだ、とアズールが言いました。その時、サクラはキャンディーの袋を見つけました。 これはどう?キャンディーのパワーで飛べるかも。二人は興奮して、飛行機にキャンディーを詰め込みました。すると驚いたことに飛行機がゆっくりと浮き始めたのです。やった!二人は喜びの声をあげました。 キャンディーパワーの飛行機で桜とアズールは空高く舞友情と想像力がこの城への扉を開いたんだよ。妖精は二人を城内に案内しました。そこにはキャンディーの噴水や、ふわふわの雲のベッド、虹の滑り台などがありました。サクラとアズールは夢のような時間を過ごしました。 帰りには、妖精は二人にお土産をくれました。これは友情の種。大切に育ててね。地上に戻った桜とアズールはその種を庭に植えました。毎日水をやり優しく話しかけると種はぐんぐん育ち、やがて美しい虹色の花を咲かせました。その花を見るたびに二人は空の城での冒険を思い出し笑顔になりました。 桜とアズールの友情はこれからもずっと続いていくのです。そして二人は次はどんな冒険が待っているのかとわくわくしながら空を見上げるのでした。